2018/10/19 03:34

まず。言ってしまおうと。
   今、日本に流通しているキネシオロジーテープに、
   【手】でちぎれないキネシオロジーテープは、存在しない。
   ただ1つ、 キロテープ  を除いては。
先生方、キネシオロジーテープ切るとき、ハサミ使ってらっしゃいますよね?
いらないです、必要ないです。
もちろん綺麗に角取りたいとかでしたら、使う必要あるかと思いますが、
基本的には、全て手切れタイプです。
是非、お手元のテープでお試し頂けたら、その真意はあなたのものとなります。
それがアカンのかい
おさらいといいますか、前回の記事の通りですが、
キネシオロジーテープにとって、
キネシオロジーテーピングにとって、
最も大切なのは、明確に定められてる伸長率約140%を保つことです。
水分との接触で、洋服のセーターのように、
生地が縮んだり、はたまた伸びたりするようでは、
その名の通り、
キネシオロジーテープ、「運動力学に基づくテープ」の本質を促す効果は認めづらいです。
という事で、気になりませんでしょうか?
手で破れる程度の耐久力のテープが、
果たしてその伸縮率を、
様々な可動性のある部位に貼られ、その運動を繰り返した場合に、
保っていられるのか?と。
スポーツのシーンでは、ラグビーやアメフト、相撲などのアスリートに貼られたキネシオロジーテープが、プレー中に、ビリっと破れることなんか、普通なんです。
もはや、守ってるのか、なんなのかという。
僕たち変態は、この事にも納得いきませんでした。←
実際、研究所で調べた所、機械を使えばキロテープ も破れます。
ただその力の差は、従来キネシオロジーテープの約2倍に耐え、
その力は、まず人間の体に貼られた状態では、発生しえません。
これにより、キロテープ の耐久力は、
その伸縮率を維持するだけでなく、そのプレーを最後まで守り、
先生方が、ここだ!!って決めたテンションを、保つ事を証明しています。
さて、都合いい事ばかり言いすぎたので、ここで、キロテープ のデメリットも記します。
キロテープ の理想は、
  【薄くて、柔らかい、なのに糸は強靭で、
   貼ってる事を忘れてしまう程馴染むのに、効果は持続する】
これが、キロテープ のテーマであり、
キロテープを導入くださった治療院さまに携わる、その患者さまからの感想でもあります。
ただ、これが裏目にでる状況があるのです。
ガチガチに固定された感、が好きなトップアスリートです。
*キネシオロジーテープは固定じゃないとか、可動域制限にも使わないとかの議論はここではしません。
キロテープは、触って頂くと分かりますが、
従来のキネシオロジーテープに比べ、劇的に薄いです。しかも柔らかい素材です。
逆に言うと、従来のキネシオロジーテープには分厚いものもたくさん流通しており、
それを膝や足首などにグルグルっとすると、かなりギュッとされる感じがするわけです。
だから、キロテープで同じような巻き方をすると、
圧倒的にウスっ!てなるわけなのです。心配になるって。
僕もそう思います。
ただ1つ、前述した通りなんですが、
それはあくまで感じ方の問題であって、
実際のテープの性質は、
キロテープほど、あなたの言う固定に向いてるものはない。と僕は知っています。というか言っています。
どれだけこれまでの素材で、強く巻いたって、
数回の屈伸伸展運動や、汗との接触で、その糸が弱くなるのは、
素材の性質上当然なのです。手で破れるくらいですから。
水分の影響を受けず、手で唯一破れないほどの耐久力をもつ独自素材のキロテープ は、
先生方が、「このテンションだー!!!!」
と、決めた最も大切な感覚を保つ、味方なのです。
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執筆:松本佑一郎(合同会社キロアルファ販売代表、キロテープ 代表)
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