2018/10/19 03:29

前回、キネシオロジーテープと水分の関係において、
これまでのコットン素材でのメリット・デメリットを記した。
ただ、まぁ待てよ。と。
まずもって、キネシオロジーテープが水分に弱い事が、そんなに悪い事なのか、と。
「そんなの当たり前じゃん!」とかそういう事ではなく、深掘りしてみようと思う。
痒み、剥がれ、の最大要因の1つが【水分との接触】だっ
僕たちキロテープ は、
かぶれる事や、剥がれる事の、最大の要因の1つは、水分との接触だと考えている。
  • 汗で剥がれる
  • お風呂やシャワーで剥がれる
  • 濡れた後、不快で剥がしてしまう
  • 汗などでムレて、不衛生な状況が続き、痒くなる
  • 学生。日曜日試合で、土曜夜来院し、テーピング。帰宅後、入浴。剥がれる、もしくは、濡れて糸が弱くなり、テーピングの制限が緩む。翌日試合時、効果減。
・・・やはり良くなさそうだ。
キネシオロジーテープの最大の欠点といえば、かぶれる事と思うが、
当然、後ほど記事にする予定だが、粘着剤の問題、通気性の問題とあるのだが、
例に挙げたように、水分との接触も大きな要因の1つとして考えられると思う。
キロテープの独自素材は、水分をほとんど吸収しない
だから快適なサラサラ感が持続する
水分をほとんど吸収しない。ここが重要。糸が、糸自体が、水分を吸収しないんだ。
前回記事で書いた通り、
キネシオロジーテープにとって、重要なのは、撥水じゃない。【速乾】なんだ。すぐ乾く事。
キロテープは、濡れた瞬間から、乾き始める。ムレる時間を作らないようにしている。
だから、常にサラサラしている感覚を与える。
特に水仕事の多い主婦の方々の腱鞘炎や、ムレる事の多い足底などに、その効果は発揮される。
当然、キロテープだったら、お風呂もそのまま入って欲しい。お風呂から出た後、タオルでポンポンと拭いて頂ければ、そこからは驚異的な乾きをみせるだろう。
具体的に数字でいうと、繊維の専門家に調べてもらった所、
キロテープの独自素材の水分吸収率は、従来コットン素材の1/14だ。*化繊協会技術専門委員会調べ
よくキネシオロジーテープが濡れた部分が変色する事があると思うが、
あれは糸が水分を吸収している証拠。あの部分はまずムレるし、不快だし、痒くなる。
このサラサラ感や、ムレない事が、少しでも、キネシオロジーテープを必要とする方々の快適さに繋がってくれると、これ以上の事はない。
ちなみに、めちゃくちゃ本末転倒な事を発表する。
キロテープは、撥水もめちゃくちゃ凄い。(笑)

撥水比較動画↓↓

反論されがちな事
アスリートを見てる先生方に多いのが、
キネシオロジーテープは試合前に貼って、試合が終われば剥がすから、
そんなの関係ない(小島よs
しかし、前回記したように、
従来コットン素材は、セーターと同じように、水に濡れるとその伸縮率に影響を及ぼす。
キネシオロジーテープにとって、最も重要なのは、
その約140%の伸長率をしっかり保つ事だ。
決して緩む事は、その効果を促す上で、許されない。
いくら試合前に貼ろうが、剥がれないように上手に貼ろうが、
テープが体に貼られた瞬間から、体のその部分は汗をかき、濡れる。
その瞬間から、先生がせっかく、「この感じだな」と決めたテンションは、失われ始める。
可動域の制限などにテープを利用する先生方は、ここは物凄く、重要に考えてほしい所だ。
この部分において、キロテープは、前述の通り、
水分の影響を受けない。伸長率が変わらないんだ。
実際に試して欲しいのだが、先生が決めたテープのテンションは、テープが貼られる間、長く保たれる。
この特徴は、
外反母趾の治療テーピングや、可動域の制限などに大きく効果を発揮する。
次の記事は、冒頭から、
意外と知られてないキネシオロジーテープの秘密を、暴露しようと思う。
一応否定しておくが、これは暴露ブログじゃない。
キネシオロジーテープを使用する全ての先生方に、
真実と、その真実の利用価値を、伝えたいだけなんだ。
もう一度、キネシオロジーテーピングの素晴らしさと、無限大の可能性を。
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執筆:松本佑一郎(合同会社キロアルファ販売代表、キロテープ 代表)
HP/https://kilotape.official.ec