2018/10/19 03:27

キロテープ誕生前、常々思っていたことが、
水分とキネシオロジーテープの関係だ。
キネシオロジーテープは、その当時、なんの変哲も無いただ伸び縮みするテープが、
『キネシオロジーテープ』と名付けられてから、
約40年間、その効果をその歴史が実証するように、
現代に至るまで、プロの巧みな技によって、用いられてきた。
しかし、その一方、
キネシオロジーテープは、体に貼られた瞬間から、
いくつかのリスクや弊害を生んできた事も事実だ。
先生方の中にも、
 「先生が貼ってくれたテープ、すぐ剥がれちゃった。」
 「かぶれちゃったから、剥がしました。」
 「お風呂に入ったら、べちゃべちゃして乾かないし、気持ち悪いから剥がしました。」
など、先生が熱心に、その効果を期待して貼ったテープに、
そのテープ自体の資質が、その信頼を勝ち得なかった経験を持っている方も多くいる事と思う。
僕たちキロテープは、その事実に、強く、
もったいなさと、利益を重視する業界の怠慢さに、反抗した。
キロテープ が、今、導入してくれた治療院さま、ひいては、そこに携わる患者さまに選ばれる理由の1つを紹介する。
剥がれる、かぶれる。果たして大きな原因とは。
僕たちは、その素材に着目した。
これまで一般的に、キネシオロジーテープといえば、
綿(コットン)に、粘着剤を塗布して、製作されてきた。
これは、世界に流通するキネシオロジーテープの約9割を占めると言っても過言では無い。
皆さんの院にあるキネシオロジーテープも、確認してみて頂きたい。往々にしてコットン製だろうと思う。
その理由としては、
 ①肌に直接貼るキネシオロジーテープ。コットンには、体に優しいイメージがある。
 ②コストパフォーマンスの良さ
が挙げられる。僕たちは工場側の人間だ。まずここに間違いはないだろう。
では、コットンは、キネシオロジーテープ製作に向いてる?
はっきり言って、向いていない。だからこそ、撥水加工を施すんだ。
皆さん、洋服のセーターなどを思い出してほしい、
多くの場合、コットンで作られるセーターを、洗濯した事があると思うが、
洗濯後、生地が縮んだり、はたまた伸びてしまったりした経験はないだろうか?
当然、コットン製のキネシオロジーテープにも、同様の現象が起こる事は言うまでもない。
 『コットンは、糸自体が水分を吸収してしまう性質をもつ。
  しかも、その性質は、コットン自体の性能にも影響を与えてしまう。』
では、撥水加工はどうか?
撥水加工は、表面の撥水コーティングの事を言う。
撥水加工を施せば、そりゃ、表面に水玉は浮くだろう。
でも、よく考えてみれば、
キネシオロジーテープを体に貼った場合、
汗は、キネシオロジーテープの下もしくは中、つまり皮膚側から出てきて、
夏場の大量の発汗、シャワーなどの水の勢い、お風呂につかった場合の水分との接触量、
はっきり言って、
撥水加工が、患者さまにとって、有益に働く状況はほとんどない。
しかし、撥水加工を施さないものが良いかと言うと、確かにそうではなく、論外である。
剥がれる、かぶれる。そのリスクを唯一極限まで回避するキロテープの独自素材。
しかし、そんな事は、正直どのメーカーも気づいてる。
しかし、やれない、いや、やらないんだ。
単価の低いキネシオロジーテープ。消耗品の代表格キネシオロジーテープ。
安く手に入りやすい生地を使わない手は、ない。。。

でも、僕たちは、
そんな枠におさまらない、
さらなるキネシオロジーテープの無限大の可能性を、
独自素材の採用によって、
患者さまの快適な体感に、
先生方の本当の、真実の利益に、
結びつけたいと、そう願って、
1つの答えを探し出したんだ。

続く。
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執筆:松本佑一郎(合同会社キロアルファ販売代表、キロテープ 代表)
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